「写真で見る“ちょっと昔”の阿波の名所」展  〜わたしの一枚〜 (3)

                                             徳島県観光課 提供

 私が初めて来徳したのは、平成元年7月のことです。街の中を歩き回ると、印象深かった所はなんといっても、川(吉野川)と山(眉山)の姿でした。 早速眉山のロープウェイに乗り込み 、眉山の上に登ると、 徳島の街を一望できる景色にまず満足した記憶があります。 現在のロープウェイは、平成11年7月31日、麓にある阿波おどり会館の建設と共に一新されました。
 写真は古いロープウェイの姿ですが、記憶の形と若干違うと感じていました。調べて見ると、眉山ロープウェイは、昭和32年12月1日開業、写真のロープウェイは開業当時のものと思われます。その後昭和51年に改造、昭和57年にはゴンドラ老朽化のため買い換えられていたことがわかりました。記憶の中にあったゴンドラは新装されたものだったのです。
(金原 祐樹)