拡大してみよう! 昭和初期の徳島観光案内パンフレット 「初三郎式鳥瞰図」
吉田初三郎(1884年~1955年)
鉄道をはじめとする交通手段が発達するにつれて、観光が盛んとなり、観光案内用の地図が鉄道会社などの広告を
兼ねて数多くつくられるようになりました。
吉田初三郎はその代表的な作家で、大正後期から昭和のはじめにかけて、全国の観光案内図を作成しました。
初三郎の地図は航空写真などに基づいて、上から見おろす「鳥瞰図」なのが特徴ですが、
実際には見えない遠くの景色を入れたりするデフォルメや、中心部をわかりやすく描くなどの工夫が盛り込まれて
います。
拡大して詳しく見たり、衛星から撮影した写真などと比較すると、大変興味深いです。
詳しい解説は、☆徳島県立文書館 第32回企画展 「徳島近代交通史 船から鉄道へ」のパンフレットをご覧ください。
※ 画像をクリックすると拡大表示されます。
その他、吉田初三郎の作品ではないが参考となる地図